わこうです。
このブログの更新は久しぶりとなります。
まくろび庵は3月で営業を終了し、4月の末に兵庫県の芦屋市に引っ越してきました。
引越しのことや、芦屋での生活なんかは、個人ブログの方に書いてます。
個人ブログ、珈琲バカはこちら。
さて、まくろび庵はもう無いけれども、このBLOGには、
今後も食のことや陰陽のこと、雑感などをたまに書いていきますので、
良かったらたまに見に来てやってください。
さて、今回は玄米の炊き方のことを。
まだまくろび庵を営業していたころ、俺はある発見をしました。
塩麹で玄米を炊くと、柔らかくなって白米みたいな炊き上がりになる
と!
そもそもは、なるちゃんこと、自然食品店energyの成瀬くんのところで買った、

この、塩麹を買ったことから始まります。
この、「みちのく塩麹」は、
一部のマニアの間で大ヒットした、岩手の「みちのくラー油」のメーカー。
あの、良質の素材をふんだんに使った、具だくさんのラー油を作っている、
こだわりのメーカーが作った塩麹だから、うまくないはずがありません。
ちなみに、どちらもenergyで常備在庫してますから、
仙台の人は、ネットなんかで買わないでenergyで買ってくださいよ!
さて、この塩麹のラベルには、

「塩を使う料理に塩の代わりにご使用ください。」
という説明があったので、素直に従いました。
きっかけはただそれだけ。
ある日、実験的に、塩の代わりに塩麹を入れて玄米を炊いて、
鍋の蓋を開けた瞬間、いやー、ビックリしましたよ!
あきらかに柔らかい。
こう・・水が多くてベチャッとした柔らかさじゃないんですよ。
ふんわりと柔らかいというか。
で、もちろんふたを開けた瞬間ですらそれがわかるんですから、
食べてみたらなおさらです。
大げさじゃなく、本当に、目をつぶって食べたら、
白米なのか玄米なのかわからないくらいふんわりとなる。
ウチは、圧力鍋で玄米を炊いて、炊飯器で保温してるんですが、
次の日になっても柔らかい。
いやー、すごい事になったぞと。
facebookでそのことを公開したら、早速やってみた人がたくさんいて、
皆さん「明らかに違う!」「おいしい!」というご報告を次々といただきました。
陰陽で考えた時、お塩を使って炊いた玄米よりは、
発酵した塩麹を使っているわけですから陰性な玄米になります。
なので、陽性の玄米を嫌うような方には、この炊き方がいいのではないかと。
例えば、外でいっぱい肉を食べてくるお父さんとか。
ただ、注意しなきゃいけないは、これが絶対ではないということ。
あくまでも、玄米の炊き方のバリエーションのひとつとして考えたほうがいいですね。
季節や体質によって、
しっかりと陽性な玄米を食べたほうがいい場合もあるわけですから。
だから、陽性炊きの場合には、お塩を使ってしっかりと炊く。
暑い日や、陽性の人が食べる場合は、
塩麹を使って、陰性炊きをする、というようなバリエーションですね。
俺は、3カップの玄米を炊くときには小さじ1の塩麹を入れます。

こんなに白濁します。
俺の玄米の炊き方は、レッスンを受けて下さった方がたくさんいらっしゃいますし、
ここに書くことは出来ませんが、いつも炊いている感じで炊いてみてください。
炊飯器で炊いている方からも、
炊き上がりが違って美味しくなったとのご報告もいただいていますので、
炊飯器派のみなさんもぜひ試してみるといいと思いますよー。

今日の玄米です。
と、久々の更新でしたー。