
わこうです。
1/21から2泊3日で開催いたしました、山村先生と行く半断食&七福神巡り合宿、
無事に終了いたしました。
実は、開催日の2日前から急激にいろんなプレッシャーがグワーッときまして、
開催前日から悪寒と発熱が・・・
今回の合宿最大のヤマは、何と言っても2日目の七福神巡りだったわけですが、
7ヶ所すべてのお寺さんに連絡を取り、時間配分を決め、
普通の土曜日ですから、法要などが入っていないかの確認、
事故や怪我など無いようにするにはなど・・
加えて、今回は、お食事の玄米は、俺が家に帰って炊いて持っていく段取りだったので、
ちゃんと起きられるかとか、うまく炊けるかとか、いろいろ考えたら、
グワワーっと一気にプレッシャーが押し寄せて、
「脳みそバーン!」の状態になって、発熱ですよ。
今思えば、思考を停止したかったんでしょうね。
我ながら情けないです。
ほずみちゃんからも「頼りになりますねー。アニキ。」と皮肉られてしまう始末。
かなり傷つきました。(←ウソ)
しかし、それはそれ、これはこれ。
参加者の皆様にとにかく楽しんでいただくことだけを考えて、
仙台駅東口の集合からは、バシッとスイッチを入れましたよ!
さて、今回は3日間とも風があったのでとにかく寒い。というか、空気が冷たい。
そんな中でも、今回は地元はもちろんのこと、
北海道、関東、そして京都からもご参加いただきまして、
それはそれは賑々しい幕開けとなったわけです。
今回宿泊したのは、伊達政宗のお墓のある瑞鳳殿のお膝元にある、
由緒正しき旅館、「天龍閣」さん。
天龍閣のサイトはこちら。
仙台駅から、車でものの15分程度の距離なんですが、
敷地近くになると氣がガラッと変わって、仙台市内じゃないみたいな別世界です。
館内にはいろんな方の写真が、それはそれはすごい枚数展示されているんですが、
今覚えているので有名な人だと、宍戸錠さんとか田中邦衛さん、ポール牧さんや、
けっこう最近では渡哲也さんなどなど、有名人がたーくさん。
ラドン温泉で、岩盤浴もあり、木々に囲まれ、瑞鳳殿まで徒歩3分程度。
素晴らしいロケーションで、仙台の穴場ですよ。
今回は、女将さんにとても良くしていただいて、のびのびとやらせていただけました。
本当にありがとうございます。
さて今回は半断食合宿ですから、玄米1日1合、水300ccのみ。
玄米はおにぎりにしてお渡しして、お好きなタイミングで食べていただきました。
参加者の皆様には、この合宿の2〜3日前から半断食をしていただきましたので、
合宿最終日で5日間半断食をすることになるわけです。
山村先生も半断食をされていらっしゃったのですが、
すでにこの合宿の6日前から開始したそうです。
いやー、さすがですねー。
さすがに最終日には「もうそろそろ限界です。」とおっしゃってました。(笑)
1日目は、オリエンテーションのあと、自由に時間を過ごしていただき、
夜から山村先生の講座。
今回は、東洋医学のよくある症状のお話しでした。
汚血、氣虚、血虚、便秘などの症状と、そのお手当方法など、
普段の山村塾では聞けないお話で、とてもおもしろかったですよ。
特に、俺はタイムリーに発熱していたわけなので、
途中何回か意識を失いそうになりながらもちゃんと聞きましたよ。
そんなこんなで1日目が終了。
2日目。
朝に散歩をするわけですが、俺は玄米を炊かなければならなかったので、
すべてほずみちゃんにお任せしました。
いやー、今回の立役者ですわ。ほずみちゃん。
ほんまに助かりました。
そしていよいよ今回の合宿のヤマ場、七福神巡りです。
奥州仙台七福神サイトはこちら。
仙台市内7ヶ所にお祀りされているご本尊をお参りし、
専用の「まくり」に御朱印を押していただくわけです。

まくろび庵の壁にあるのがそうです。

2ヶ所目、布袋尊がお祀りされている福聚院にて。
布袋尊像を見て、山村先生がボソッと、
「昔のわこうさんみたいですね。」と。(笑)
こちらでは、住職よりお話しを頂戴することができました。
本当にありがとうございます。

6カ所目、玄光庵にて。

そして最終7ヶ所目の秀林寺にお祀りされている大黒天。
すごい迫力に、

皆さん写真撮りまくりで。
で、無事に宿に戻り、2日目の夜も山村先生の講座です。

2日目は、びわの葉温灸の仕方です。
今回、俺も山村先生がいつも使っているのと同じ温灸セットを買ったので、
すごーく参考になりました。
余談ですが、俺の風邪がうつってしまったのか、
俺のパートナーのりえさんがダウンしてしまったので、
合宿終了後、早速びわの葉温灸やりまくってます。
おかげさまで症状もだいぶ良くなりました。

3日目。
この日は、秋保慈眼寺に行き、
塩沼亮潤阿闍梨による、護摩焚きと説法に参加する予定ですが、
その前に、せっかくなのでみなさんで瑞鳳殿を見学。
現在の瑞鳳殿は、仙台空襲で消失後に復元されたものですが、
その煌びやかさに皆さん「オー!すげー!」を連発されていました。
歴史オタの方が若干1名いらっしゃり・・・(笑)
伊達政宗公の展示資料を食い入るようにご覧になってました。
そして、瑞鳳殿、天龍閣を後にして、いよいよ最終ミッション、
秋保の慈眼寺へ。

秋保はノッコリと雪が残っていて、しかも風が強く寒かったわけですが、
その中に凛とそびえ立つ慈眼寺。

護摩焚き供養に参加するためには、順番をとらなければならないのですが、俺は39番。
おー、サンキューじゃん!
散々苦労するともとれるが・・・
まぁ、いいか。
そしていよいよ、護摩堂に大阿闍梨がいらっしゃり、護摩焚き祈祷が。
すごい迫力でしたよ−。
今回は、ポケット般若心経を持っていったので、
一緒に般若心経を唱和させていただきました。
その後、大阿闍梨から説法を頂戴するわけですが、
今回、俺も半断食していたので、こう・・感覚が鋭敏になっているというか、
そんな状態でのお話しだったので、大阿闍梨の一言一言が、しみわたってくる感じ。
本当に感激して涙が出ました。
今回の大阿闍梨の説法の中に、印象深い話が。
人の生き方には4つある。
光から光へ生きる人。
光から闇に生きる人。
闇から闇に生きる人。
そして、闇から光に生きる人。
闇に生きていても、光に生きると決めたその瞬間から変われるんですよ。
といった感じの内容でした。
このブログや個人ブログにもたびたび書いてきましたが、
俺も一時期はそれこそ闇の世界にも生きたことがあります。
悪事もいっぱい働きました。
人を傷つけ、人や社会に迷惑をかけました。
BLOGに書けないようなことたくさんしました。
そんな俺が、今、人に喜ばれることをすることを考えて生きています。
だけどいつもどこか自責の念がつきまとう。
そんな矛盾というか、ジレンマを払拭してもらえた感じがしたわけです。
今、こう生きているからって、昔の罪は消えませんが、
しかしそれはそれで、光を求めて生きていいのだと、
背中を押してもらった感じというか。
ホント、涙出ました。
と、そんな素晴らしい締めくくりで終わることができた今回の合宿でした。
ちなみに、今回の参加者のWさんから情報をいただいたのですが、
3/21に、仙台市民会館 小ホールで、塩沼亮潤大阿闍梨の講演会があるそうです。
涅槃会
コーヒー説法記念講演
講師:慈眼寺住職 大峯千日回峰行
満行 塩沼亮潤大阿闍梨
満行 塩沼亮潤大阿闍梨
日時:平成23年2月21日(月)午後5時30分開場 6時開演
会場:仙台市民会館小ホール
5時半くらいに到着できればお抹茶がいただけるそうです。
入場無料とのこと。
だそうです。Wさん、情報ありがとうございます!
正直なところ、今回の合宿は思った以上に大変だったので、
よほど魂が揺り起こされない限り、次回開催は考えていません。
今回の参加者の方は、ラッキーでしたねー!
今回の合宿では、怪我や病気など無く、皆さん元気に解散することができました。
参加者の皆さん、山村先生、ほずみちゃん、天龍閣の皆さん、
七福神巡りの関係者の皆さん、慈眼寺の皆さん、
本当に本当にありがとうございました。
山村先生と共に七福神めぐり 慈眼寺護摩焚き祈願など
楽しい一時ありがとうございます。